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ゲバラの若き日の南米旅行「モーターサイクル・ダイアリーズ」 [読書]

今日から新学期が始まります。

暫定税率が期限切れを迎え、
ガソリンが値下げされるそうですが、
ストックがあるガソリンを
他店との競争のため値下げしなければ
ならないということは業者にも負担になります。
また引っ越しシーズンの配送業者やバス会社などにも
混乱があります。

政治の混乱による悪影響はさけるべきです!

そう思っていた矢先、革命で世界をかえた
ゲバラの映画を見た。
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革命家チェ・ゲバラの若き日のバイクでの南米旅行を
描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」をDVDで見た。

23歳の医学生エルベルトが年上の友人アルベルトと
中古のバイクでアルゼンチンから北上して、
12000キロもの貧乏旅行をする話。

自分のヨーロッパやインドの貧乏旅行と
重ね合わせて、
分かる分かるとうなずけるシーンもありました(ー_ー::

途中のクスコやマチュ・ピチュの遺跡、
高地の風景も良かったが、
ゲバラが世間知らずのお坊ちゃんから、
しっかりとした考えをもった
青年に成長して行く姿がいい(^ー^)/
ゲバラカッコいい!
(ジョン・レノンも世界で一番カッコいいといったそうな)
友人の典型的な陽気なラテン系の
アルベルトも見てて笑える!!

ただのキューバの革命家、
Tシャツやポスターの人物だと
思っていたチェ・ゲバラが
真面目で真っすぐな人を引きつける
人物に描かれていて少し身近に感じました!

彼の革命は民衆に足を置いていたから革命が
成功したのだろう。
地方の実情が分からない今回の混乱とは違う…。

最近尊敬できるような人物がないと
ぼんやり思っていましたが、
ゲバラの様に実直に生きてみたいと
久しぶりに思いましたー。
(もちろん思想は別で…)

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「バッテリー」あさのあつこ [読書]

バッテリー.jpg
ちまたで有名の「バッテリー」を読み終わった。

読み終わった後に、
もう少し読みたいと思えるような終わり方。

自分のようなスポ根に固まった人間は、
どうしてもしっかりとした結論を求めてしまう。

ストーリーは、中学1年の天才ピッチャー原田巧が、
他人とうまくやれないが、
バッテリーを組む永倉豪に目掛けて投げることだけを
目的にやっていく話。

野球でもピッチャーをやらなかった自分にはよく分からないのか、
それとも、ちょっと少女マンガ趣味的な
人物の心理の動きにこだわり過ぎているのか、
共感する部分が少なかった。

物語には引き込まれたのだが、
それは野球の物語だったからというわけではなく、
周りを埋める生意気な中学生らの言動が
面白かったという意味だ。

作者のあさのさんは野球を良く知らないということだが、
だからこそ、野球の細かなところにこだわることなく、
個性ある主人公らの出来事をざっくり切った
女の子でも読める小説になったのだと思う。

例えて言うと碁のわからない人が読んで面白かった
「ヒカルの碁」みたいなものかな~。

野球があまり面白くない~、よくわかんない
と思う人こそ、面白く読める小説かもしれないな~(^o^)/


バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)

  • 作者: あさの あつこ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 文庫



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「幸福な王子」ワイルド [読書]

久しぶりに高校生の様に
所謂文学作品を、ちょっとした合間合間に読んでみた。
(印西市議会傍聴の合間にも読んでいました…)

「幸福の王子」は短編集で、9つの童話で成り立っています。

「幸福の王子」
幸福の王子の像が、つばめに眼のサファイアや体の金箔を
不幸な人々に持っていってもらう話。
ワイルドの中で一番有名な話。
最後に王子の鉛の心臓は壊れ、つばめも死んでしまう…。
王子の善意は誰にも理解されず、
そして、市長や市議会議員が悪者として、
像を引き下ろすのです。
いつの日でも政治家は悪者ですかー(:_;)

「忠実な友達」
紅雀が川ネズミに語った話として「忠実な友達」が出てくる。
お金持ちの友人に「友情」を持ち出され、いいように働かされ
結局吹雪の中医者を呼びにいって溺れ死んでまう話です。
読み終わっても、報われない話なので、
沈んだ気持ちになりました。
ワイルドの童話はなんだか、
救われない話で終わってしまうしまうのが、
料理の中の苦みや辛みのように効いてきますー。

他の物語も童話として、
ピリッと楽しめるので読んでみて下さい。


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「暗夜行路」志賀直哉を読んでみた [読書]


あらすじとしては、
「祖父と母との間、不義の子と知った主人公(時任謙作)は、
そのことで父親の愛情を感じる事なく育つ。
鬱蒼とした気持ちを引きずりながら。

そして、京都でふと見かけた直子と
知り合いを通し結婚することになるが、
長女が生まれてすぐに病気で亡くなる。

そして直子は時任の留守中にいとこと
過ちを犯す。

どうしても許せない自分に、
苛立ち苦悩する日々を過ごす…。」

といった内容。

小説の神様、志賀直哉の唯一の長編なので、
よほど読みやすいのだろうと思っていたのだが、
読み終えるのが大変な作品でした。

確かに1文が短く、
リズムよく読めるのですが、
大切なことがあっさり書いているので、
思わず読み跳ばしたりするところもあった。

これは、丁寧に状況描写を書いている
現代小説に慣れている自分にはつらい!

鬱々した主人公の気持ち、
自暴自棄になるようなだらけた生活、
不幸が連鎖する主人公の境遇。

主人公に感情移入できないのも
読みづらい原因だったのかもしれない。。

このような話を、
昼間のカフェで読むものではないと
思ってしまった(ー_ー;;;

誰でもこんな不幸に遭う可能性があると
思って読むのか、
それとも、人ごとだから、
小説の中だけでもそういう気持ちを
推し量って読むのが醍醐味なのか。

ほとんどの人が後者でしょう〜。

小説の最後にあった作者のあとがきを読むと、
「終り近くなって、書けなくなって
11年ほって置いたのを今度全集を出すについて、
何でもかでも書き上げる事にした…」

と、書いてあったので、
何だかこんな大家でも、
書く事がつらいことがあるのかと、
ふと人間らしさを見た気がして
最後に苦笑してしまったー。

いずれにしても、今までチャレンジしてみようと思っていた
500ページ以上もある
長編小説なので
読み上げたという、
達成感が一番大きかったです(^-^)/


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「路上の弁護人」 [読書]

いつも夜寝る前には本をちょっと読んで寝るのですが、

最近はジャン・グリシャムの「路上の弁護士」を読んでいました。

年収12万ドル(約1300万円の大手弁護士事務所に

勤める前途有望な弁護士が、

ホームレスが事務所内に入り込んで起こした

人質事件に巻き込まれたことをきっかけに、

自分の働いている法律事務所の悪事を暴くことを誓い、

ホームレス対象の弁護士になるストーリーです。

 

ジャン・グリシャムのアメリカの法律世界を

描く小説はそのリアルさと大きなストーリーが大好きで、

気がつくと手にとって読んでいます。

 

お金のためではなく、

ホームレスという人々の生活に衝撃を受け、

今ある富裕な暮らしお前途豊かな未来を捨て、

ホームレス弁護士として働くことを

主人公は決意しました。

主人公に対し、完全に感情移入することはできませんが、

少なくとも誰にだって人のために働きたい、

社会の役に立ちたいという公的な精神が。

ある訳であり、それを持ち続けることができるか、

もしくは、当初抱いていたそのような決意を、

再び燃え上がらせることが出来るかに

かかっているのではないでしょうか。

 

政治家だってそうです。

誰もが、政治家になるときには、

社会のために働きたい、社会を変えたいという

高尚な理想をもって第一歩を踏み出したはずです。

それが、忙しさや魑魅魍魎が跋扈する政治の世界にもまれ、

周囲からちやほやされるうちに忘れてしまうのでしょうか?

 

少なくとも私はそうなりたくないと思います。


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PFI方式で2726億円削減 [読書]

新テロ特措法案、が再可決、成立したというニュースに

紛れてひっそりと書かれていました。

PFI方式とは民間の資金や技術力を公共施設の建設などに活用する

方式のことですが、総務省が今後30年間に公共施設の建設に使われれば、

2726億円の削減効果があるという調査結果を発表しました。

 

自分が選挙中にも言っていたことですが、

新市民会館の建設にもPFI方式を導入して、

現実的な建設できる予算まで下げるべきだと思っております。

 

我孫子市も旧市民会館の取り壊しの際にも、

PFI方式を考えたそうですが、頓挫したということですが、

建設に対しては30億の予算がかかるので何パーセントの削減化で、

何百万円~何千万円を削減できるのですから、

徹底的に導入の可能性を考えるべきです。

 

PFI方式の導入について頑張って行きます!!

 


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「少年計数機~池袋ウエストゲートパークⅡ」 [読書]

人気作家 石田衣良の池袋ウエストゲートパークシリーズを読んだ。

若者に絶大な人気がある作家の作品だけに、

最初はシリーズⅠを読むべきなんでしょうけど、

時間の考証にあった作品がいいということでなぜかⅡから。

 

石田衣良はたたみかけるような文体

「俺は秋風と走りながら言った」「ハローハロー、こちら神様」

そして、池袋というみな勝手知った街でおこる事件。

面白くない訳ない。

 

ベッドに寝転びながらの読み物には丁度よかった。

やはり「地方崩壊 再生の道はあるか」という本の

合間に読むものとしては脳のデザートのように感じた。  


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「優駿」 [読書]

忘年会に向かう電車の中や、

夜眠りに入る前のベッドの中などで、

宮本輝「優駿」を読み上げました。

これはずいぶん前に映画化させていて、

その時は部活が忙しく見に行くことができなかったおもいでがあります。

(確か後藤久美子がでてたかな~)

 

小さな静内の牧場で生まれたサラブレッドの「オラシオン」を中心とした

生産者の博正、馬主の久美子、久美子の父・和具社長、その秘書多田、

そしてジョッキーの奈良など丁寧に人間関係を書いていて、

競馬はやらない自分も、「次どうなるの。オラシオン頑張れ!!」

いつの間にか引き込まれていました。

(いままで有馬記念を2回だけ買って外れましたーー(-_-;))

 

競馬もスポーツであり、そして血統や体調などを研究する科学的なビジネスであり、

そして賭け事であることは間違いないないんだなーと感じました。

みなが「オラシオン」に多くの夢をかけていて、

その夢に悩み、苦しみ、乗り越えて行くその姿勢に感動…。

最後に和具平八郎がトイレの中で

何度も「よし」「よし」とガッツポーズするシーンは何度も読み返してしまいました。

 

宮本輝の小説は読んだ後、心が温かくなりますね~。

あの大学でテニスサークルを作る青春小説はなんだったっけ???

もう一度読みたいなぁー。

 


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なまけ心」に効くクスリ [読書]

<市議会議院選挙まであと39日>
自分は根っからの怠けものかもしれない〜と
思っていたので、おっと気になって手に取ってそのまま買ってしまった本。

50あまりの相談とその心理カウンセラーの答えが載っています。

いろいろと事例も身近な問題で面白く読みました。

怠け心には、悪い心の習慣がついているから、
常に時間を意識して、無理矢理にでも時間内に終わるように、
予定をぎっしりつめたり、やらないと気持ち悪いくらいの習慣にしてしまうという回答がありました。
なるほどね〜。

あと、営業マンなのに訪問回数が増えずやる気がでないという相談がありました。
これには、相手を喜ばせようとする役に立つ資料を添えて訪問してみるといった
回答がありました。
これにははたっと気づかされました。
常に相手の立場に立って問題を考えて直すべきなのですねー。
自分だけではなく、相手のとっても利益があるようにしなければならないですよね。

大きなプロジェクトを任せられたのにやる気がでないという相談も面白かったです。 ここでは、昔、授業で教えたマズローの5段階の欲求の話をしていました。 人間にある欲求は一番下から「生存欲求」「安全欲求」「社会欲求」(日本人はここの欲求からスタート)
次に「承認欲求」最後に「自己実現欲求」とあります。
欲求が下から満たされていくとどんどん上の欲求に移っていくことになります。
この相談者は会社では認められているので「承認欲求」まで満たされていることになります。
ですから、イチローのようにチームが最下位でも黙々と首位打者をとるような
「自己実現欲求」まで高めなければならないと言っていました。

でもちょっと待てよ。
自分の考えを言わせていただくと
なかなか口でいうのは簡単ですが、こうはいかないものです。
「自己実現」の段階まで行くのは人間的にかなり強い人です。
ですから、自分の幸福の定義をしっかりと考えてみるべきだと思います。
やる気は「期待×価値」だと別のページで書いてありましたが、
これはなるべく短期でできそうだといった期待。
もしくはこれができたら自分で独立の道も開ける価値。
これらの部分を上げる方法を考えるとかしないと、 「自己実現」のレベルまで欲求を上げるのは 一般人に対するアドバイスとしてはつらいと感じました。
(心理学講師の立場から…)

以上まだまだ面白い相談がありましたので、またの機会に紹介します!!

よし、怠け心に負けず今日もファ〜イト!!


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東野圭吾 「手紙」 [読書]


強盗殺人犯の兄をもつ主人公・直貴が、

世間一般に言われる差別に会いながら、

立ち向かう…というよりか、悩み苦しむ話。

犯罪の被害者だけでなく、犯罪者の家族が巻き込まれる

言われようのない差別について、

様々な努力にも拘らず報われない無力感、挫折、虚脱感が

伝わってきて悲しくなるが、作者の作り上げるストーリー性の豊かさが

その先へと読者を誘います。

兄から弟への愛が感じられる手紙というものが、

弟を直撃する様は、よけられないゆっくりしたパンチを受けているボクサーのよう…。

人は、それぞれ知られたくない過去や経歴を一つぐらいもっているだろうが、

そのことに悩む我々と重ね合わせることができるのではないでしょうか。

「教師」の役を果たす平野社長の過去がもう少し知りたい気がするし、

知ってはいけないような…。

ただ、人間的魅力がないと直貴を導く説得力に欠ける気がするがー。


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インド式計算ドリル [読書]

本屋で偶然見つけ、暗算をもっと格好よく自分の

ニーズにばっちり合いました。

(携帯に計算機はついているからそんな能力は必要ない??…)

 

この本は、単に暗算を速くする公文のような内容ではなく、

いかに工夫して計算を速く解くかということに重点が置かれています。

例えば、25をかけるときは、100の塊をつくることで簡単に計算してしまうとか、

面白かったのは、2つの数の10の位が同じときの2桁の計算は、

四角形の面積の計算のように考えて、計算するというものでした。

後半の考え方は、よく中学受験の生徒に教えていた計算の仕方なので、

なんだ、こんなことか、と「簡単」ならぬ「感嘆」してしまいました(^_^;)

 

ただ、色々な法則があるので、

ずいぶん頭で計算することに錆付いている頭には、

瞬間的にどれを使うか判断することに、トレーニングが必要なようです。

頭の中で、四角形を思い出さなきゃなーーー。


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草枕の冒頭 [読書]

夏目漱石の「草枕」が書棚にあったのでふと手にとってみました。

「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。
意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。…」

このような調子で始まる有名な小説ですけど、
今の活動をしていて本当にこう感じます。

ちょっと頭使って活動しようとすれば、「何やってんだ、挨拶がない!!」と言われるし、
お願いだからと親しい人に言われると、忙しい中でも無理やり時間をつくって世話をすると、
同僚から仕事してういないように思われます。
自分の意見を通そうとすると、古くからの人からはガンガン文句を言われます。

とかく、人の世は住みにくいものです…。
人の活動に文句を言う人が多すぎるのが一番の問題だと思います。

このひまわりの様に自由にのびのびと育たせていただきたいものです(~_~;)


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一瞬の風になれ ~前半~ [読書]

 

まずはあらすじから

主人公である新二の周りには、2人の天才がいる。

サッカー選手の兄・健一と、短距離走者の親友・連だ。

新二は兄への複雑な想いからサッカーを諦めるが、連の美しい走りに導かれ、ただ速くなる事を目指してスプリンターの道を歩むことになる。

信じ合える部員、強力なライバル、気になる異性などが絡み合って綿密な取材の下、リアルな物語は進んでいく…。

この物語を読んでいって慎二と自分との類似点に

いつの間にか自分の心は16~17歳の陸上部に戻っていた!

☆類似点☆

甲斐俊光                              慎二

中学時代の野球部を辞めて高校陸上部短距離 ⇔ サッカー部から短距離

同じく県立高校陸上部主将

同じく4継(400メートルリレー)アンカー

近くにいるどうしても勝てない天才の存在

おまけで、気になる異性の存在…これは青春してる以上しゃ~ない(~o~)

 

読んでいて思わず笑ってしまったのが、

慎二の最初のレースの時にスタートで審判に注意されるシーン。

自分も最初にでた200メートルで

「よーい」のときに静止できなくて審判から注意を受けた~。

あと、体力が人並み以上にあって、ついつい練習しすぎてしまうところも…。

(そのせいで、3年の総体のときは疲労骨折してしまった)

4継のアンカーでライバルに勝てないところも

そのまま関東新人大会にいけないところも…。

 

最近みょうに涙もろい僕は、思わずあのときの悔しさを思い出して

泣いてしまいましたが、

あのときは、ただ0.01秒を縮めるために

慎二と同じように合宿でゲロを吐き、単純な坂道ダッシュやミニハードルを使ったモモ上げを繰り返していました。

授業中も理想のフォームをノートの隅に書いていたあの頃の陸上熱中少年を思い出しました!

 

みんなもぜひ読んでみて下さい!

ちょと気恥ずかしい青春時代が蘇ってくるかも(^^♪

 

                   


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「アルケミスト」夢を旅した少年 の感想 [読書]


これはブラジル人作家パウロ・コエ−リョ作の
友達に勧められて読んだ本です。

羊飼いの少年が遠くエジプトに宝が埋まっている夢を見てから
心の声に従って、困難に遭いながらも
錬金術師の助けも借りながら、成長しつつ旅を続ける話です。

「心の声を聞く」「前兆を知る」など、
神様からの啓示を重要視している作品で、
色々な困難に直面しても、
自分の直感(この本では前兆)を信じて前向きなメッセ−ジが
溢れています。

すべての辛いときに効く訳ではないですが、
少なくとも何らかの助けになると思います。
物語になっているところが
説教臭くなくて、す−と入ることができます。

ちょっと落ち込んだとき読むのもいいかもしれません!


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銀の匙 中勘助 [読書]

この本は高校時代に読んだようなと

思っていましたが

早慶選の野球の実況中継のまねごとをしていた

「君たちはどう生きるか」吉野源三郎と間違えていました。

でも、夏目漱石の言葉を借りるまでもなく、明治時代の子供を通した世界が

こんなにみずみずしく書かれている小説が珍しいと思いました。

大人になると心にホコリが積もって、なかなか重要なものが

見えなくなるのですが、筆者は当時の子供だった自分の視点から描く、

伯母、また遊び友達、神社やお祭り、遊び道具などが、

子供に表現力、文章力があったらきっとこんな感じで表現するんだ

いうことを考え、物語の中にぐいぐい引き込まれました。

自分にも、母親の背中の上が一番の隠れ家だったことがあった…(ここでは伯母)

女の子にいいとこみせたいばっかりに、勉強したことがあったな…とか共感を覚えました。

忘れかけた子供時代を懐かしんで、その世界から物事を眺めなおしたい方にお勧めです!

 


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「スウェーデンお修復型まちづくり」伊藤和良著 [読書]

筆者は川崎市の職員で、

スウェーデンのヨーテボリ市の

以前造船で栄えたノラエスブストランデン地域の再生を

7地区に分け、歴史的、地理的視点から紹介してます。

本を読んで、一つでも得ることがあれば、

本を読んだ時間やお金を払った価値があると、

確か立花隆さんが言っていたように記憶してます。

という意味でいうと「計画なくして開発なし」という

綿密な計画の上での開発や、

計画変更の際には、市民団体、NPOや関係企業などと

話し合いを十分にするというスウェーデン式の街づくりが印象的でした(^。^)

 

 

 

 


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和解 志賀直哉 [読書]

我孫子引越しをした筆者が

長い間喧嘩した父親と和解する様子を描いている

秀逸な作品です。

ただ、感情移入できないのか、

やや退屈な展開の小説として、

ゴロンと寝転びながら読んでしまいました。

一点、気になったのが、死んだ子供の後に生まれた

娘の誕生日でした。

「7月22日夜から兆候があり…」ということは

なんと自分と同じ誕生日????ということで、

その部分だけは真剣に読み込んでしまいました。

寝ていても、自分の名前を呼ばれると目が覚めるという

実験結果があるように、

自分に関係あることになると真剣になる

ゲンキンな自分を改めて知ってしまいました(^^ゞ


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都市計画関係図書がこんなに! [読書]

最近、アビスタ内にある図書館が

本の量が豊富で交通の便もいいということに気がつき、

1週間に一度は行っている。

最近読んでよかったのは土屋正忠(当時武蔵野市長・現衆議院議員)の

「ムーバスの思想武蔵野市の挑戦」だが、

市民の視点で、どのようにしたら市民の暮らしがよくなるのかという

ことを考えて、市民バス、小中学校の田舎での泊りがけ研修旅行、子育て相談施設など、

身近な問題を解決して市民に喜ばれる様子が感じられ、

非常に興味深く読むことができた(^・^)

↓都市計画の蔵書はこんなにそろっているのだから、

政治を志す人間は勉強せねばなるまい!

 

 

 


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孫子の兵法 [読書]

「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり」と

孫子の中にあります。

人口に膾炙しているものは「戦わずして勝つ」というフレーズですが、

これはどうやら楠木正成の本からとられたようです。

 

曹操やナポレオンも愛読したという孫子も、

その底流には、いかにして戦いを避けるかにあります。

これは社会の人間関係にも通じるものだと感じておりますので、

ちょっとした自分の意見を通したいときにも利用させてもらっています。

時代の考証をうけた本は大変為になり、「温故知新」という言葉を実感してます!…(^_^)


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「神の雫」…ワイン通に!? [読書]


モーニングで連載中のオキモト シュウ (作画), 亜樹 直 (原作)の
マンガを読んできました。
このマンガは韓国で大ブレークしており、
このマンガのハングル訳をレストランに飾っているそうです。

ビール、焼酎好きで、
ワインといったら、
大学時代から安売り量販店で適当に
甘口、辛口や赤、白のみで決めていた自分としては
ちょっと遠い存在だったのですが、
囲碁を知らずに読んだ「ヒカルの碁」以来、
予備知識なしに楽しめました(~o~)

日本を代表するワイン評論家の父をもつ
ワインをまったく知らないが、鍛えられたテイスティング能力をもつ主人公(神咲雫)が
父の遺言でワインの「十二使徒」と「神の雫」を探すという
物語です。
ボルドー、ル・パン、ラ・フィット、ブルゴーニュと聞いたことのある名前が
出てきますが、分かりやすくワインの知識について教えてくれます。
そして、そのワインの表現の仕方が独特で、
飲んだことのないワインまで、
文章で表現してくれます。
「原生林にわけいって、奥深くに横たわる泉に、寄り添う2匹の蝶が舞い踊り…」
「アジアの屋台で陽気なダンスをしている…」など、
想像力をかきたてられるワインのテイストについて
丁寧な絵とともに読者に強く語りかけてきます。

う~ん今晩はワインにしよう!
そう決めました。

日韓友好の決め手はこんなところにも潜んでいます!
マンガは世界の共通語になりつつあります。


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