一瞬の風になれ ~前半~ [読書]
まずはあらすじから
主人公である新二の周りには、2人の天才がいる。
サッカー選手の兄・健一と、短距離走者の親友・連だ。
新二は兄への複雑な想いからサッカーを諦めるが、連の美しい走りに導かれ、ただ速くなる事を目指してスプリンターの道を歩むことになる。
信じ合える部員、強力なライバル、気になる異性などが絡み合って綿密な取材の下、リアルな物語は進んでいく…。
この物語を読んでいって慎二と自分との類似点に
いつの間にか自分の心は16~17歳の陸上部に戻っていた!
☆類似点☆
甲斐俊光 慎二
中学時代の野球部を辞めて高校陸上部短距離 ⇔ サッカー部から短距離
同じく県立高校陸上部主将
同じく4継(400メートルリレー)アンカー
近くにいるどうしても勝てない天才の存在
おまけで、気になる異性の存在…これは青春してる以上しゃ~ない(~o~)
読んでいて思わず笑ってしまったのが、
慎二の最初のレースの時にスタートで審判に注意されるシーン。
自分も最初にでた200メートルで
「よーい」のときに静止できなくて審判から注意を受けた~。
あと、体力が人並み以上にあって、ついつい練習しすぎてしまうところも…。
(そのせいで、3年の総体のときは疲労骨折してしまった)
4継のアンカーでライバルに勝てないところも
そのまま関東新人大会にいけないところも…。
最近みょうに涙もろい僕は、思わずあのときの悔しさを思い出して
泣いてしまいましたが、
あのときは、ただ0.01秒を縮めるために
慎二と同じように合宿でゲロを吐き、単純な坂道ダッシュやミニハードルを使ったモモ上げを繰り返していました。
授業中も理想のフォームをノートの隅に書いていたあの頃の陸上熱中少年を思い出しました!
みんなもぜひ読んでみて下さい!
ちょと気恥ずかしい青春時代が蘇ってくるかも(^^♪