和解 志賀直哉 [読書]
我孫子引越しをした筆者が
長い間喧嘩した父親と和解する様子を描いている
秀逸な作品です。
ただ、感情移入できないのか、
やや退屈な展開の小説として、
ゴロンと寝転びながら読んでしまいました。
一点、気になったのが、死んだ子供の後に生まれた
娘の誕生日でした。
「7月22日夜から兆候があり…」ということは
なんと自分と同じ誕生日????ということで、
その部分だけは真剣に読み込んでしまいました。
寝ていても、自分の名前を呼ばれると目が覚めるという
実験結果があるように、
自分に関係あることになると真剣になる
ゲンキンな自分を改めて知ってしまいました(^^ゞ
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