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「花嫁の父」TBSドラマ [オタクな話]

昨晩9時からTBSで放送された
花嫁の父」に、
あまりドラマを真剣に観ることのない私が、
じっくり魅入ってしまいました。

山古志村を舞台に、
耳の聞こえない女性が、
東京の屋台船の息子(捨て子で育てられた)と
結婚するまでのストーリーでした。

雪深い村で牛を育てて暮らす父親と
父親を思い、母親の死を自分の責任と感じる娘の葛藤や、
手話を一生懸命に覚えた、向井理演じる東京の純粋な青年が
好印象でした。

その中でもお父さんが手話を使えないことに
違和感を覚えましたが、
ホワイトボードに書きなぐった言葉
「君はこれから手話を理解しない社会の中で暮らしていくのだから、お母さんと手話を使わないと決めたんだ。」
に心を動かされました。

障がいをもつ親御さんは皆、
自分達がいなくなったら、
この子はどうなるんだろう、
いなくなった後が心配だ、
と、思っています。

私も、聴覚障害をもったインターン生と手話を習い、
そういった世界を身近に感じる事ができました。
音のなくなったドラマの中での手話での会話も、
ほとんど分かるようになっている自分に、
驚きました。
自分でも役に立てるのです!
耳の聞こえない方への理解者が一人でも増えればいいのですが。

そういった音のない世界で生きる方々の、
小さな灯りでありたいと
私は思います。

井沢満さんの脚本だそうですが、
いいドラマを見させていただきました。
ありがとうございます。感謝です。

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