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「ビジョナリー・カンパニー2」から我孫子市を考える [読書]


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

  • 作者: ジェームズ・C. コリンズ
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2001/12/18
  • メディア: 単行本


ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則」は
ある経営者の方が1番の愛読書として挙げていた事から、
1を読んだ後、何気なく手に取った本です。

しかし、今までの経営書にはない、
目から鱗が落ちるような法則が、
米国企業の詳しい実証に基づいて書かれていました。
どうして、普通の企業が、
株価が何倍にも跳ね上がるような
偉大な企業へ変貌を遂げたのかということが、
様々な企業の資料を基に書かれている名著です。

この中に、
「ハリネズミの法則」というものがあります。
ハリネズミは自分は体中の針が一番の武器であることを知っているので、
敵に襲われても、ひたすらじっと丸くなることで、攻撃をしのぐ事で身を守ります。
ですから、企業も同じように「ハリネズミの法則」という3つの法則が重なる
その中心が適合する分野を守らなければならない!ということです。

その3つとは次のようです。
1 情熱をもって取り組める分野であること
2 世界一になれる分野であること
3 利益がでる分野であること

私がドラッカー等、このような経営書を読んでいる理由は、
これが自治体経営にも生かせないだろうかと考えているからです。

これを我孫子市が生きていく分野にあてはめると、
我孫子の手賀沼や史跡が挙げられると思います。

自然や史跡を守っていくことに情熱を懸ける事も出来ます。
また、他市にはない手賀沼と都心部から近いということで、
世界一?とは言えないまでも日本で唯一という利点はあります。

しかし、3番目の
自治体として利益がでるのか[exclamation&question]と考えると疑問です。

この豊かな住環境を生かしつつ、
利益を出す為には、
そこに魅力を感じる企業を初め従業員の方に来てもらうことも重要です。
そのような人の流れがなければ、
地元の商工業者、商店街も賑わいませんし、
駅前だって閑散してしまうことでしょう。
そうした効果が、
法人市民税の増収、固定資産税の増収、水道料金収入
地元に住む方の市民税、地元での消費等、
様々なメリットが考えられます。

団塊世代の退職とともに、
市民税が減少していく中、
座して自治体としての死を待つような状態ではなく、
地道に市民税以外の収入の道という「弾み車」を
一回転一回転押していかなければなりせん。
(これもこの本の表現から)
いずれ、重い車が勢いよく回る日の為に。

今、星野順一郎市政のもとで、
ゆっくりと動き始めた弾み車の回転を、
止めては行けないと、
私は考えています[グッド(上向き矢印)]
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