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若市議千葉ブロック研修会in船橋 [議員活動!]

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中村船橋市議、日色船橋市議のご配慮のもと、
船橋市全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会が開催されました。
総勢20名ほどの集まりです。

まずは、「三番瀬」の視察を行いました。 
企画部より、市のバスによってふなばし三番瀬海浜公園から視察(風のため船による視察は中止)しました。
三番瀬は浦安市、市川市、船橋市、習志野市によって囲まれた1800haの干潟。
高度成長のときには埋め立て計画があったが、堂本知事の時に公共事業中止となった。その後、地域住民、NPO、漁業者との話し合いによって「千葉県三番瀬再生計画」を建てたそうです。

風が強く、あいにく浜辺からの視察でしたが、
水鳥が気持ちよさそうに浅瀬でくつろいでおり、
市民の憩いの場にもなっていることが良くわかりました。
ちなみに隣接している市民プールの利用が年間8万人、
干潟での潮干狩りは年間13万人の利用があるそうです。

次に「市有財産の有効活用による財源確保政策」を議会棟に戻って財政部より説明を受けました。
○船橋市の現状:今年は年明けるときに歳入計画が立っていない。10億穴が空いていた。人件費と土木費削っていて何とか予算。自主財源比率が高く、70~80%もある。中核市としては財源規模が大きくない。
といった船橋財政のあらましを聞いた後、具体的な財源確保策について説明を受けました。

1、来庁者駐車場の有効活用で1470万円捻出。
 地方自治法238条の4が改定されて、行政財産の貸付が可能。しかし、余裕部分と見なせるのかが問題。これまでふつう財産にして土日は貸していた(収入210万円)が、夜貸せないかというのが発端。
→駐車場の設置費用、整備、案内看板等の費用は全て貸付業者が負担。これによって、人件費がずいぶん削減できた。不審駐車のレッカー移動等、市がやらなければならないトラブル処理も業者によってスムーズになった。
2、自動販売機の設置貸付料700万円の収入。
 業者提案により30%の年間売り上げ文を徴収。来年は25台の設置増加。
3、公用車給油のカード化に伴う給油伝票手数料の削減。約250万円の削減
4、競輪でサテライトを入れたところ1000万以上の収入増。
5、動画広告の導入で200万円の収入
 広告主(ナガタ広告)が募集し、制作経費、モニター電気代、メンテナンス費用の負担をしてもらう。
6、来年度は組合が運営していた売店に、デイリーヤマザキが入ることで750万円の収入。

といったことで→約2年ほどで7200万円強の増収となる予定だそうです。
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ここで教訓。
行政はこれ以上工夫ができないといった諦めもあったそうですが、
試しに問い合わせてみよう、
取りあえず聞くだけでも聞いてみよう、
という態度が
上記のような歳入増加策につながったそうです。
まずは限界を設けずにチャレンジしてみることが重要だというです!

船橋市役所の職員の皆様、
長時間にわたり丁寧なご説明いただき本当に感謝しております。

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