SSブログ

「いのちと健康を守る」 [議員活動!]

昨日の「いのちと健康を守る」というテーマで講義していただいた
上原鳴夫東北大学名誉教授の話のまとめです。

東日本大震災において、医療救援チーム11,467人2421チーム、
保健医療関係14万人

今回は過疎地域が主だったが、
東南海は大都市を破壊し、
平時のシステムを破壊する。

災害保険管理の4つの役割
1、救急集団外傷
2、被災者、避難者の健康管理
3、地域医療システムの機能維持と再建 予防接種
4、災害が間接的に健康に及ぼす悪影響の制御と中長期ケア

・カウンターパート形式によるシステム丸ごと支援を
 医師、看護師、保健師、総務などセットで一つの自治体が全面的に支援
 行政組織全体を支援
 民間を使うチャンネルがなかった
 ex.全国知事会が窓口となり経団連で民間100人でバックアップするとか
   災害時は「民」が「公」を支えよう!
  ◎行政への信頼と過剰な期待、責任感
  ◎民間をうまく使う仕組みがない
  ◎平等の縛り
  ◎救援でもらったボロボロの毛布でも捨てるとマスコミに叩かれる

・事前登録による後方支援ネットワーク構築と共有を
・災害対策基本法、救助法と地域防災計画の見直しを

点の支援ではなくて、
カウンターパート形式の支援が必要だということを思い知らされました。
医療現場の最前線の指揮官だった方の
ご意見ですので重いです。

nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。