松戸5年間の英語教育 [議員活動!]
全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会が
松戸市にてありました。
内容は「松戸の5年間の英語教育」というもの。
まずは、山根教育長の話から…
小中学校は65校あり、特例校をとったので、
独自のやれることがある
アンケートをとると、中3の67%が英語に不安
従前…富士山型モデル、「やればできるのアイロニー」はダメだろう
そして、頼みの綱はALT(しかし雇用の問題、他の職員へ皺寄せ)
その結果‥仕掛けとしてのアーキテクチャー→八海山モデル
誰でもできる→デキルカラやる(書かせる、発音からやる、Make意味だけでも)
・セットした情報教材
・ 言語活用科を基軸にカイゼン活動
といった内容で、
英語学習にかける松戸のトップの熱意を感じました!
そして、担当課から
小学生の英語力向上の4ポイント
①英文でから
②1200分の400単語は小学校で アルファベットが書ける、
③英語を発音
④ヘボン式→もう一度学び直すのを避ける、ヘボン式のほうが日本語に近い、
苦手意識をなくす
□「ハートでENGLISH」という独自教材
モジュール(10~15分)での活用
誰でも簡単に
「発音無敵ソング」→子どもは歌にしたものをすぐ覚える(演歌、ワルツ、サンバ調等)
→知らない単語でも読めるようになる、
ダジャレで曜日を覚える
その結果、当初英語授業が不安だと回答する教員75%
→44%と不安減少
・88%が楽しい、歌で覚えるので、発音が良くなった
学校独自の取り組み、 「発音無敵ソング」を全校生徒に、毎朝聞かせる
・この独自教材の結果検証はこれから(1月下旬に学力検査)
・教員の不安解消の為に、質問に対しての手引き書あり
我々、20名のそれぞれの市から来た
議会各位は、皆、
「自分の子どもに使わせたい!」
という大変な好評価でした。
松戸は英語特例校指定を受けているので、
このような自由な学習ができるとはいえます。
しかし、将来、使える英語を小学生の学力向上という目的にたつなら、
楽しいだけでなく、身に付くような指導を行なわなければなりません!
結果がでるのはこれからでしょうから、
松戸の英語学習の効果を注意深く見守っていきたいです!