君が代訴訟にみる各新聞の反応

昨日の新聞で、
新聞各紙、国家の起立斉唱命令に従わず、
東京都教育委員会から懲戒処分を受けた問題で、
都に処分の取り消しと損害賠償を求めた
国旗・国歌訴訟がありました。

新聞各紙で見出しの書き方に特色があり、
面白いのでここで挙げてみます。

読売新聞
「不起立で停職・減給　違法」　最高裁「都の処分重すぎる」戒告は妥当

朝日新聞
「教員の減給・停職は慎重に」君が代不起立で最高裁判決

毎日新聞
君が代訴訟「減給以上慎重に」

３大新聞で、
やや保守的な論調になるのが、
読売新聞であり、
朝日新聞と毎日新聞はやや論調が似たところがあり、
減給・停職は慎重に」という、
処分の基準が厳格になったという流れです。

それに比べ、
明らかに書き方が違うのが産經新聞。

産經新聞
「戒告まで裁量範囲」最高裁、初の処分基準
これは戒告は許されるという、
君が代、国旗の起立斉唱の職務命令は
許されるという論調です。

大学の教授にも言われましたが、
新聞記事をそのまま鵜呑みにするのではなく、
１次的な資料に接して、
自分なりの考えをしっかりと持つことが
重要だということを
改めて感じました。