小惑星探査機「はやぶさ」１３日に地球へ

２００３年に打ち上げられた小惑星探査機
「はやぶさ」が１３日にオーストラリアの砂漠に
岩石が入っていると思われるカプセルを落下することになっています。

この「はやぶさ」は小惑星の「イトカワ」から岩石を
持ち帰ることを使命に受けて、イオンエンジンという新しい技術を載せて旅立ちました。
この小惑星の石を調べることで、
宇宙の成り立ちが分かるようになると言う事です。

その旅はけして楽なものではなく、
途中、推進剤漏れや通信停止、
イオンエンジン故障、イオンエンジンの回路の組み換え等、
数々のトラブルがあったのですが、
すべてなんとか工夫して乗り越え、５０億キロの旅行からついに地球に帰ってきます！
しかも、２００７年に帰還する予定が、
これらのトラブルのせいで軌道からずれてしまい、３年多く旅をして、
機体がボロボロになっての帰還です！

それまでの物語は、
日本人科学者のけして諦めないという強い思いと
その創意工夫の素晴らしさを感じます。
はっきりいって感動します（：＿；）
なんだか、「宇宙戦艦ヤマト」のアニメを見ているようです。
今日も頑張ろうという力が湧いてきます！

また、金属をすごい速さでぶつけた時の
「岩石しぶき」をうまくうけて岩石を回収できたか分からないということも、
その使命達成の心細さに判官びいきしてしまいます。
もし、岩石を見事回収できていれば、
アポロ１１号が月の石を持ち帰って以来の宇宙のものを
地球に持ち帰ることになるので、大快挙です。

その活動を日誌という分かりやすい形式で書いた物語は
コチラ→http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/fun/adv/index.shtml

ニコニコ動画でも熱心なファンが作った動画が見れます
コチラ→http://www.nicovideo.jp/watch/sm10301677

「はやぶさ」が無事帰還したら、
日本国民全員で、お疲れ様と祝福してあげましょう！

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