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全員協議会における放射能対策 [放射線/大震災]

遅くなって申し訳ありません。

先日行われました議員全員協議会において、
放射能対策について、
資料を配られ、議員に説明がありましたので、
説明させて頂きます。

まずは放射性物質汚染対処特措法施行に伴う
市町村の負担分についてです。
以下の項目で年度内、申請すると10/10の
補助が受けられることになります。

1、計画策定補助
2、局所的高線量箇所における除染
  (0.23μSV以上の地域)
3、生活圏(こども空間)における除染
4、仮置場等の設置/運営
5、放射線量の監視
6、その他(専門家の派遣)

続いて小中学校、保育園、幼稚園
直近で0.23μSV以上の場所は以下の場所です。

地上50cmの値
・並木小(0.32)、高野山小(0.30)
  (来年度予算で、校庭を剥がし除染)

こちらは地上1mの値
・湖北中(0.24)、久寺家(中)0.23)

保育園、幼稚園は超えた場所はありませんでした。

公園については、
除染活動をした柴崎台中央公園や
天王台西公園は0.1μSVに下がっていますが、
現在、0.23μSV以上の場所が150カ所以上あります。
中でも高い場所から除染作業を行っていっています。
できる業者が足りないということがありますが、
より早い作業実施を望みます。

ちなみに、天地返しと剥ぎ取りの効果は変わりませんが、
天地返しのほうが2倍くらいの費用がかかるそうです。

また、学校、保育園、給食1食分
簡易型放射性物質分析機器による
放射性物質測定が行われましたが、
各学校、検出されておりません。

市民が持ち込む食品等の
放射性物質検査結果状況についての資料を見ますと、
当初は17、18人の実施がありましたが、
現在は6〜8人の市民が検査を要望しています。

この中で検出されたのは、
家庭で作った乾燥ドクダミで
濃縮されたのか、2000Bq以上の放射性物質が
検出されましたので、
注意を促すように広報しているそうです。

気になる来年度予算ですが、
放射能対策費は5億5259万8千円分、
とっております。

以上、現在の放射能対策について、
行政からの説明でしたが、
国庫補助も合理的な範囲で100%でることが分かりましたし、
来年度は本予算だけではなく、
適宜、補正予算で、
市民、特に子ども達の為にしっかりと予算をとって、
施策を実施するよう訴えていきます!



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