透明マント

ちょっと趣味的なことなのですが、
ドラえもんの道具等の未来の道具に興味がつきません。
そのために物理の勉強をしていたようなものです。
（今は全く違う世界にいますが…（＾＿＾；））
以前の新聞に「透明マント」ができるかものという話がありました。
興味が出てきて色々調べまして理論は一応分かりました。

モノが見えるということは、
物体が反射した光を反射してそれが目に届くことによって見えるのですが、
自分の前で光の道筋を操作して迂回するような物体
「メタマテリアル（透明マント）」をかければいいということです。

そうすれば、向こう側の景色が見えて、
あたかも物体が目の前にないように透明に見えるということです。

そのためには、光をプラスに屈折させるだけでなく、
自由にマイナスにも屈折させなければなりません。
このマイナスに屈折させるのは、
理論的に不可能といわれていましたが、
銀やフッ化マグネシウムを使うことで、
赤色光をマイナス０．６曲げることに成功したそうです。

実際にハリーポッターやドラえもんの「透明マント」ができるのは、
まだまだ先ですが、数十年後には何らかの不可視物質が
出来る予想になっているそうです。

わずか１５０年前には、
物理学の大家が大真面目に
「空気より重い物質が空を飛ぶという事は不可能だ」と
言っていたくらいですから、
「透明マント」もきっと実現されることでしょう。

今に風呂場の番台に
「透明マントをつけての進入は禁止します」という
張り紙がでるかもしれませんね～（(笑)