話題の「スタンフォード大学の自分を変える教室」を
あっという間に読みましたのでその感想を。

ダイエットしたい、
タバコを止めたいと
お酒の飲み過ぎをやめたいと思いながら、
なかなか悪い習慣が止められないことがあると思います。

そして私だったら、
今日は寒いから走らなくていいかっと思ったり、
ちょっとした雨で駅頭中止してしまえー
という弱い自分があります。

そういった自分を変える一石を投じてくれ、
科学的に人間の本能から暴き出してくれる本で、
目からウロコが落ちました。

人間の特質をしては…

・ストレスを感じたり、疲れたりすることで、
 判断力が落ち、やりたくないことをやってしまう

・意志力も筋力と同じで強化できる。
 疲労感は脳が作り出すものなので、もうひと踏ん張りする。

・「あとで取り返せる」と思って、未来の自分をスーパーマンのように
 過信してしまう。

・失敗しても自分に思いやりをもつ。
 そうすれば罪悪感のよる失敗の繰り返しを避けることができる

・自分にまけそうになったら、
 いつか手に入るはずの最高の報酬を諦めることになると自分に言い聞かせる

・弱い意志力は親しい人から感染するので、意志力の「免疫システム」を強化する

・「しろくまのことを考えないように」と言われると
 頭からしろくまが離れないように、
 欲求を押さえつけずに穏やかに認めること

 

そして何よりも納得したのは、
・快楽ホルモンのドーパミンは「報酬への期待」で出てくるもので、
 報酬をもらったとしても出ない。
ということ。

過剰な期待を他人にかけたり、
このデジタル機器を買えば、
きっと自分の議員生活が楽になり、
バラ色の活動ができるはず!
という期待をかける自分が存在する原因がわかりました(><)

自分が変われるような気がした本でした。
(未来の自分に過剰な期待をしていなければですが…)

スタンフォードの自分を変える教室

  • 作者: ケリー・マクゴニガル
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/10/20
  • メディア: 単行本