昨日、湖北地区公民館で
市内交通に関する講演会及び意見交換会」に参加してきました。

講演は大阪大学教授の森栗茂一先生(なぜか文学博士!)で、
自分が手弁当で関わった神戸市の住吉台の
「住吉台くるくるバス」(運賃大人200円)を例に挙げて、
50名ほどの参加でしたが、
非常に熱のこもった講演を聞かせていただきました!

このバスは市の補助金なしに、
市民とバス会社、行政が一体となって運営しており、
予想の2倍、毎日1000人の乗降客がいるという、
大変成功した市民バスです。

近くのバス停まで315段もある階段を利用しなければならないので、
高齢化が進んだ住宅からは利便性が悪いものになっている。
よって、車の利用による違法駐車が増えて、
危険で不便になっているという切実な悩みがありましたことが発端だそうです。

持続や改善計画のために、
住民が共同してラウンドテーブルを開いて、
その内容を通信紙として発行して、
住民に対して常にフィードバックしています。

そして、何よりも住民が主体となりながら、
バス会社、行政、3者が一体となって取組むことが重要で、
我孫子のように行政が住民に甘く何でもやってあげると、
続いていかないそうです。

私も感じましたが、
先生のおっしゃるように、
機会の平等は必ず保障し、
その後、やる気のある自治会に対しては
行政が市民バスルート開設に援助をしてあげるという姿勢が重要でしょう。

その後、市内3地区に分かれ、
各自治会の方々が、
現在、交通問題で不便な点、改善点を
ブレインストーミングのように述べ合っていました。
我々議員は傍聴者として脇で見物です。
あびバスの増発、もちろん通っていない場所へのあびバスの開通や、
サービス向上と対価に乗車料金の値上げや、
自転車や車椅子に優しい道路の整備、
成田線の増発等、
本当に有意義な問題が出されました。

できないと言わない
悪口を言わない
評論をしない
という姿勢で真面目に真摯に取組めば、
不満を全て解消する絶対よりよい政策が見つかるはずです。

住民が主体となるようなやる気を引き出せるように、
私も議員として地域にどっぷり入り込んで(先生に批判されないように‥
解決策を考えていきます(^へ^)/

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