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ダルク(の方のお話し [教育を考える!]

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保護司の研修として、千葉ダルク(薬物依存症回復施設)の職員の方の講演を、
柏教育福祉会館にて聞きました。

講演してくれた方自身も7回も覚せい剤使用で、
刑務所にお世話になっている方で、
ダルクに行って救われて、入所者から職員にまでなったという事でした。

裕福な家庭だったので、悪い人やヤクザに狙われて19歳の頃に初めて覚せい剤を使って、
それから抜けられなくなったという事でした。

刑務所にいる間はひたすら刑期が短くなるように勤め上げ、
覚せい剤をいつでも止められると思っているそうですが、
社会に出て誘う連中がいると使ってしまうという事でした。

生活保護のお金や知り合いからだまして貰ったお金も費やすという事で、
どうしようもない生活を続けていたという事を言っていました。

結局、54歳になるまで使っており、
61歳になった今になって死んだ母親、父親、お世話になった保護司、近所のおじさんなどには、
本当に迷惑をかけたとしみじみ言っていました。

実際に覚せい剤を使って止められなかった人の話を聞いて、
人は幾つになっても変われるものだという事を感じました。

例え人生の後半になっても、誰かの愛情が人の冷たい感情を溶かしてくれ、
変わる事ができます。
それが今でなくても、明日かもしれないし10年後かもしれませんが、
人の良い保護司の先生方に囲まれて、私も人の無限の力を信じて更生活動を頑張っていこうと思いました[グッド(上向き矢印)]

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