TPP参加表明へ

安倍首相は昨日環太平洋経済連携協定（TPP）への
交渉参加を正式表明しました。

私は以前、「TPPの拙速な参加を見直すこと」という請願の
紹介議員として議会に採決してもらいました。

当時と違うのは、
省庁の事務方が昨年末から米国との調整に動き、
首相がオバマ大統領との首脳会談で
「聖域なき関税撤廃が前提ではない」と確認したことです。

国益として、米、麦、牛肉、豚肉、乳製品、甘味資源作物の
農産物５項目の例外扱いと
何よりも米国の悪いルールに流されない
国民皆保険制度の維持を最優先で求めたのが、
当時の民主党政権の稚拙な外交と違うところだと評価しています。

農家にしても、
ピンチをチャンスに変えて、
関税撤廃により、
飼料や肥料、暖房・冷房に使うエネルギーも安くなるという考えもあると思います。

TPPに参加によって、
全体で国民総生産が３．２兆円押し上げるという試算もありますし、
攻めの姿勢で、
より多くの成長産業を生み出してほしいと思います。

私は我孫子市議会議員として、
TPP参加によって、
成田空港に近い立地を生かした、
我孫子の海外を視野に入れた成長産業を模索していきます！