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ノーベル賞受賞の婚活理論 [科学]

今回のノーベル経済学賞のシャプレー氏とゲール氏は、
ノーベル経済学賞の選考機関、スウェーデン王立科学アカデミーによると、「需要と供給の最適化を抽象レベルでの分析例証」の一つに結婚を用い、男女10人ずつを各自の好みを尊重しながら最適に組み合わせる方法、つまり「婚活理論」を考察したということです。

複数の男性が同じ女性を好むし、複数の女性が同じ男性を好むので、
全員に自分の好みのパートナーを与えることはできません。
代わりに、「受入保留」(deferred acceptance)として知られる理論のおかげで、
全員の最大の利益となるカップルを形成することができました。

そのやり方は次のようになっています。

「まず第1ラウンドで、男性全員が自分が最も妻にしたいと思う女性にプロポーズする。複数の男性からプロポーズを受けた女性は、そのうち1人の男性のプロポーズを受け入れる。1人の男性からだけプロポーズされた女性もそのプロポーズを受け入れる。誰からもプロポーズされなかった女性は次のラウンドを待つ。

次に第1希望の女性にプロポーズを断られた男性たちが第2ラウンドへ進み、第2希望の女性にプロポーズする。第1ラウンドですでに他の男性のプロポーズを受け入れている女性も、独身として第2希望の女性に含めることができる。

こうして男性たちの希望リストが最後の女性に至るまで、この手順を繰り返す。途中、女性のほうは前のラウンドでプロポーズを受け入れていても、次のラウンドでプロポーズしてきた男性のほうが自分にとって好ましければ、前の婚約を解消できる。最終的に全員がパートナーを獲得する。[黒ハート]

ということです。

男性も結婚したい人に巡り会う為に、
何度でも挑戦する事が重要だということですね。

女性の方も、
1人以上からプロポーズを受けたら、
1人を受け入れて、
次の希望でより良い男性が出て来たら乗り換えられるということです。

男女ともより積極的になりましょうという
ノーベル賞のお墨付きを貰った
婚活理論ですね!

なお、この理論を実践応用し、臓器移植での提供者と患者の組み合わせや、
医学実習生と研修先の病院の組み合わせなどに適用したことが
高く評価された受賞ということです。

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